先日、車をぶつけられました。最悪です・・・。
購入して3ヵ月の新車なんですけれど・・・。相手が全面的に非を認めていますが、やるせない気持ちでいっぱいです。
結論から言うと私には非が無く0対10なので、ぶつけた相手側が、修理代656,748円、レンタカー代140,800円、新車の格落ち代65,675円、合計863,223円を全額保障してもらいました。
修理代・レンタカー代 | 656,748円 |
レンタカー代 | 140,800円 |
新車の格落ち代 | 65,675円 |
総合計 | 863,223円 |
私は今回1円も出していません!
今回の経過を忘れないためにも書き残しておきます。
ファミレスの駐車場でぶつけられた
まず、どこでぶつけられたのかというと、場所はファミレスの駐車場。
加害者(ぶつけた人)が駐車場からでる時に、私の停車中の車のフロントにぶつかりました。
店内に座っていた席は、自分の車が見える席だったのですが、突然、鈍い「ボコッ」という音が聞こました。
音が聞こえた瞬間、ぶつかった!ということはわかり、駐車場のほうを見ると、私の車のところに加害者の車が・・・。
!まさか、私の車にぶつかったの???
確認のために急いで車の所に行ってみると、ものの見事にぶつかっていて、フロントが凹んでいました。
加害者は『すみません、私が全面的に悪いです』といってきましたが、私は返事しなかったです。
奥さんは『あ~あ、新車だったのに・・・』の一言。
非常に腹立たしいけれど、まずは自分の気持ちを落ち着かせることが大事。相手が謝ってきても
- 大丈夫
- 問題ない
- たいしたことない
という、言葉は使わず。
かといって、
- ふざけるな
- 責任取れ
- 弁償しろ
など、加害者を責める言葉も言わないようにしました。
余計な問題がおこらないように、加害者が急に態度をかえないように、今後の事故対応がスムーズにいくためにもね。
警察と自動車保険会社に連絡
まずは、警察に連絡。その後、私の加入している自動車保険会社「おとなの自動車保険」に電話しました。
電話して、こちらの証券番号を伝え、警察に連絡したかの確認、事故状況などを話し、相手の人と連絡先を交換することを、指示されました。
『0対10で相手側に過失があるということであれば、今回は私どもは対応外となる』ことを言われて、また、当日、日曜日だったので、『明日、今回の事故の担当者から改めて電話する』と言われて切電。
こちら側に過失がない場合は、保障することがないから、自分が加入している保険会社は対応しないことを初めて知りましたし、私が直に加害者側の保険会社と保障の交渉をしないといけないことを知りました。
そうこうしているうちに警察も到着。若い警察官1名が自転車で来ました。で、書類を作るから、免許証と自賠責保険証をみせて、名前、連絡先を教えました。
このときに加害者と連絡先を交換。名前と電話番号を交換しました。あとで、住所も交換しておけばよかったと反省。
警察官に免許証を見せる時に、相手の住所がチラッと見えたんだけれど、近所のファミレスに来るくらいだから近所だったので、それで少し安心してしまい、住所交換するのを忘れました。まあ、自宅まで来られても困るけれど・・・。
警察官と話をするときも、加害者が『私が100%悪い』と言っていたので、全額保障してくれる方向で話が進んでいくだろうと安心していました。
警察官の書類作成が終わると、書類内容の確認、この事故について警察に問い合わせたい場合は、最寄りの〇〇警察署の交通課に電話して、事故発生場所の住所を言えば、教えてくれるとのこと。
また、今後の保障等はお互いで話し合って下さいと、警察は介入しません的なこともしっかり言われました。
私から『事故車は運転してもいいか?』と聞いたら、動くなら良いと言われました。一通り話したら、足早に警察官は帰っていきました。
その後、加害者が『私はソニー損保の自動車保険に加入していて、今日、明日中には連絡させます。全額保障しますが、もし、保険会社が何かいろいろ言ってくるときは私に連絡下さい』とのこと。
私の方も、『今回は〇〇さんが100%過失があるということで、ソニー損保と話を進めさせて頂きます』と伝える。この時に初めてこちらの意向を相手に伝えました。
警察が来ている時も『すみません』とは、何回も言ってきていましたが、私も『しょうがない・・・』と返事する程度でしたし、相手との距離感もこういう時って微妙ですよね。
近すぎると緊張するし、離れ過ぎていても、事故対応に興味がないように感じられてしまうし。
あと事故現場の写真!撮り忘れた!
事故現場では子供が愛車の凹んだ部分の写真は撮っていたのですが、相手の車の写真を撮るのを忘れた。
それと、事故発生した状況の全体像がわかる写真も撮り忘れました。もし、何かあった時のために、事故現場の写真は撮っておいたほうがいいですからね。
ドライブレコーダーが愛車についていたけれど、あれって、エンジンかかっていないと録画してないですよね?
まあ、事故現場ではこのようなやりとりがあり、事故対応を終えました。
私はこれで自動車保険を選びました。
購入したディーラーに事故具合を見てもらう
待っている間に、新車を購入したディーラーに電話して修理と期間について聞いてみました。担当者の人が『まずは修理箇所を見させてください。期間は夏休みも絡んでくるので、1ヶ月近くはかかるだろう』とのことです。
日曜日でしたが、夕方ならOKということで夕方にディーラーに行ってきました。
営業担当の人ではなく、整備担当の人が対応してくれて、『修理にはだいたい40万くらいかかる、修理が上がってくるのはお盆の夏休み明け以降になる』と言われました。
修理代の保障と支払いについては、その整備担当者の人と加害者側の保険会社の担当者とやりとりをすることになると教えてくれました。
当日に代車の用意はできないので(保険会社が用意する)、その日は事故った車に乗って帰宅。
自宅に帰り、私のスマホでは事故の部分の写真を撮ってなかったので、ディーラーに修理に出す前に写真を撮っておきました。
こんな流れで事故当日は終わりました。
自身の保険会社から連絡
翌日、月曜日になり、まずは私の『おとなの自動車保険』から今回の事故の担当者から電話がありましたが、話の内容は要約すると2点。
- 今回、私に過失は無いので保険会社としても特にすることは無いとのこと。
- 相手の保険会社ともやり取りしないのは、保障するものがこちら側に無いのにやり取りするのは法律で禁止されているから
と説明もされました。
『新車格落ち保障やガソリン代の保障は、相手の保険会社に保障してもらえるか、私、自ら言って下さい。もし何かあれば連絡下さい』と言われ、担当者の名前と連絡先を教えてもらい終了。
簡単な内容の電話でした。
加害者側のソニー損保から連絡
次に、加害者側の『ソニー損保』から電話がありました。
言われた内容は
- こちら側に100%過失がある
- 修理代金と代車費用を負担する
ということ。
修理するにあたり工場の指定はないので、どこで修理してもOKと説明される。(当然だ!)
修理する前の状態を保険会社の担当者が確認するので、修理先を教えてほしい。と聞かれたので、ディーラーと担当者を教える。
ディーラーだと修理代金が高くなるから、少しでも保障料金を安くするために『ディーラー以外では考えていないか?』と聞かれるが、新車なのでディーラーで修理したいと言うと『わかりました。』とのこと。
こういうところがセコいんだよな。
次に代車の話。
代車もソニー損保が提携しているレンタカー会社から用意してくれるそうです。
期間は修理に車を出している間。
代車で肝心なのは車種なんですが、『コンパクトカーはどうですか?』という一言。また代車費用を安く済まそうというのがみえみえのセリフ。
同じクラスの代車にして下さい
と当然の要求をしましたし、今日にでも代車を用意してほしいと伝えました。
そして、このまま話が進んでいって終わりそうな気配がしたので、
買って3ヵ月の新車なので、新車格落ち分の請求と、事故によるディーラーへの往復分のガソリン代も合わせて保障して下さい!
ということも伝えました。
事前にネットで調べていて『格落ち』の損害補償はできないし、請求しても保障されないし、過去の裁判の例でも保障されないケースが多い、ということはわかっていましたが、それでも言わないことには気が収まらないので、ソニー損保の担当者に伝えました。
当然のように、『保障対象外』と言われます。
事故が発生する以前に、下取りに出そうとして見積もりを取っていましたか?取っていなければ評価が下がったということは分からないので保障できません!とマニュアル通りのことを言われます。
とりあえず、このまま電話口のオペレーターと話していてもラチが明かないことはわかるので、話を進めることにし、代車の手配をするので、また折り返し連絡するということで切電。
しばらくして、折り返しの電話がかかってきました。
『同じ車種で代車が今日、用意できる』とのこと。
12時にディーラーに到着するので、それ以降にディーラーにて乗り換えてくださいと言われました。
私の希望した通りにしてもらいました。当然といえば当然。
事故が起きなければ、乗れる車に乗れないことを保障するのが保険会社ですから。
切電すると、修理に出したディーラーの担当者からも電話があり、『12時にレンタカーがくるので、修理する車と交換するのでご来店下さい』とのこと。
ということで、約束した時間にディーラーに行って代車に交換しました。(同じ車種だけれど、排気量が2.0Lで代車のほうが上という!)
この時に修理のやり方も説明してもらったのですが、車の故障個所を全部ばらして、骨組みからミリ単位で計り、修理するそうです。
しっかりやってくれそうなので安心です。期間は1ヶ月程度かかるそう。
夏休みが入るというタイミングで、しょうがないね。
後日、ディーラーの担当者から連絡があり、修理工場で見てもらい60万円かかるとのこと
XV事故修理代金が判明
8月の終わりになり、XVの修理が上がってきました。修理代金は656,748円です。
事故写真を見た人は、大した事故じゃないじゃんと思うかもしれませんし、私もそう思います。
でも修理代金はディーラーに出したから、それなりにしましたね。
まっ、相手の保険会社が全て支払うんですけれどね。
しかし、あれからソニー保険から連絡無いんですけれど・・・。
保障総合計863,223円
修理代・レンタカー代 | 656,748円 |
レンタカー代 | 140,800円 |
新車の格落ち代 | 65,675円 |
総合計 | 863,223円 |
- 修理代656,748円
- レンタカー代140,800円
- 新車の格落ち代65,675円
合計863,223円を全額保障してもらいました。
ここまで長かったけれど、事故が発生してからの素早い対応のお陰で全額保障してもらえました。
格落ち損害金65,675円もらえた
1ヶ月以上が経過し修理が終わり、ディーラーからソニー損保に連絡がいったようで、保険会社の担当者から連絡がありました。「今回、私の車は3ヵ月の新車ということで上司と相談し、格落ち損害金を修理代の1割分としてプラスしてお支払いする」とのこと。
一番最初の電話のときに、こちらの希望として伝えていたけれど、ダメだとは思っていましたし、特段、その後、私が何かをしたわけでもありません。
でも、最近は、格落ち損害金も保険会社は支払うようになってきていると、ネットサーフィンした弁護士のサイトにも書かれていたから、支払う傾向になっているんでしょうね。
ということで、ソニー損保から送られてきた「損害賠償に関する承諾書」にサインをして返送すれば、今回の事故は全て終了ということになります。
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まとめ
今回は私に非が無かったので、1円も出すことなく全額保障してもらえました。
車の事故の当事者になった時は、冷静な判断と時間をかけない素早い対応が必須です。
その前に事故を起こさないように安全運転しましょう!